額装と原画のこと

【額装と原画のこと】来月2月からのスペースガレリアさん「花春展」展示参加に向けて、額装しました。今回は、原画での展示を挑戦しようと思います。

額装してみて感じたのですが、原画というのは写真と印刷の表現で伝えることの難しい、絵を生きる作家の息づかいみたいなものを感じていただけるんじゃないかなと思いました。

自分は表現活動ではずっとデザインを制作して来て、印刷や写真加工で表現できる醍醐味も味わってきましたが、水彩表現を日記絵としてノートに描き続けることでは絵を描く純粋な想いを温めて表現力を培ってきました。

絵を描くのは自分にとっては日常であるのに、とても難しく、信頼しているのにすぐそっけなくされるような、油断すると逃げられてしまうような感覚があり、特別でした。

なので自分の表現力の成長を感じられるように、鍛錬した原画は記録として描き溜めていたのですが、ある作家の女性の「私が死んだらこの作品たちはただのゴミなのね、必要としてる人の傍に行った方がいいの」という言葉にハッとしました。

作家の方の表現することへの息づかいがそこに生々しく語られていて、生きるということの、エネルギーを燃やし生み出して消費し蒸発して消えてゆくような自然の摂理を生きているように感動したからです。

絵を生きるとは、そんな氣がしました。スペースガレリアさんにもう何年も通って、作家さんたちの表現を観続けてきたことも、自分の感受性が育まれることに強く影響を受けたと感じています。

額装方法は、自分の仕事として携わって来たデザインを、絵と額を繋ぐマット部分として活用して表現しました。デザイナーとして生きてきたのだから、自分の仕事を生かすアプローチをしたく思った為です。

2月末からの、スペースガレリアさんでの「花春展」展示に参加させて頂くのが、今からとても楽しみです。

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